2/10(土)

お出かけ。まずは群馬県板倉町へ。栗橋駅から乗り換えて板倉東洋大前駅へ。東武日光線の駅で唯一群馬県の駅らしい。へー。

板倉東洋大前駅。綺麗な駅だった。そして何も無い駅前。薬局はあったか。目的地まではバスが出ているものの、バスの待ち時間を考えると歩いても変わらないなあと思い徒歩で移動。東洋大学 板倉キャンパスを横目に進む。綺麗ないずみの公園を越えると工場地帯。工場と畑を眺めながら進む。1時間程度あるいたが、コンビニは一回も見なかった。こういう地域だとお菓子が売っている自販機を見かけるなあ。目的地である雷電神社へ。

雷電神社、または、板倉雷電神社。「雷電神社」「雷電社」の事実上の総本社格。現在の主祭神は、火雷大神、大雷大神、別雷大神の三柱、らしい。これは後から変わったらしいから、神社名に合わせて変わった感があるなあ。創建は598年との事でまあまあ古い。雷の被害が多い地域だったらしいので、そこからつけられた社名なんだろうなあ。ちょっと参道があるのは大変好みだった。ちょっと歩いて町役場からバスに乗り移動。suicaが使えないとはな。小銭持ってて良かった。30分程度乗って館林駅へ。

館林駅。駅前にいるのははじめてのはず。カルピス駅。カルピスの工場がちかくにあるらしい。駅はこじんまりしていたが綺麗だった。「関東の駅百選」に選定されているらしい。知らなかった。駅前に日清製粉グループのミュージアムや醤油正田記念館などがあり、色々と歴史が感じられる。ここからまたバスに乗り移動。一応バスという名目だが、普通のワゴン車。当然現金オンリー。西に移動し、ちょっと歩き群馬県立館林美術館へ。

群馬県立館林美術館。多々良沼畔にある美術館で、彫刻やインスタレーションを中心とした近代美術と現代美術が多い美術館。「自然と人間」がテーマらしく。自然が多い。というか敷地が広い。運動場や川と隣接しており大変良かった。建物自体も大変おしゃれで良かった。開館してまだ20年程度ということらしいので、建物もまだまだ綺麗。日が入り過ぎててちょっと暑かったのが難点だが、中も良かった。展示は「ヒューマンビーイング-藤野天光、北村西望から三輪途道のさわれる彫刻まで」。名前の通り彫刻メイン。しかしまあやはり人間の彫刻はまだピンとこないのだった。人間でない彫刻もちょいちょいあってそれらは良かった。撮影出来なかったのが残念。後半の展示では絵画もあって、その辺りは良かった。特にアンディ・デンツラーの作品が好み。機会が合ったら他の作品もみたいなあ。美術館を出たら歩いて多々良駅へ移動。そこから電車に乗り足利市駅へ。

足利市駅。2回目。そしてこちらも2回目の足利市立美術館へ。「新たな美術の世界をひらく 足利リアルアート体験ー小松美羽、石黒昭、たかくらかずきー」。現代作家3人による展示。大分攻めた展示だった。足利市立美術館、地方の美術館とは思えないくらい攻めた展示をする事が多い印象。個人的にはそこまで気になる展示ではなかったが、多様な現代アートをゆっくり見れたのは良かった。大変空いているのはありがいたが、美術館的には良いことでは無いか…。渡良瀬川を眺めて駅に戻りまた移動。太田駅へ。

太田駅。ここははじめて。伊勢崎線桐生線小泉線の3路線が乗り入れており、ココらへんでは一番のターミナル駅のはず。駅は確かに大きかった。駅中にローカルFMの放送局があるのもそれっぽい。目的地である駅の北口を出てすぐにある太田市美術館・図書館へ。図書館メインで、一部に美術館用の展示スペースがあるという作り。太田市立図書館はこことは別にあり、文化施設としての位置づけか。2017年開館と大変新しい。大変面白い作りをしており、中は複雑。自然がある屋上は解放してあり、自由に行き来可能。建物の中歩き回るだけで楽しい。映画の上映などもやっているらしく、大変良い建物だった。ここいいなあ。家の近くにあると良いのだけどねえ。駅の南口は繁華街、のはずなのだが、駅前にある商業ビルと思われる建物は殆どが空いており廃墟感が大変良かった。今確認したら違う場所へ移転予定があるらしい。代わりに入るのが大学らしいので、駅前に商業施設本当に無くなるんだなあ。駅前、薬局などもなくてちょっと不便。

駅前からバスに乗り移動。バスを市街を見てわかったがやはり商業施設は郊外にあるんだなあ。まあ車社会だとそうだよなあ。乗ったバスの排気が凄くて大変厳しかった。30分程度のって聖天山 歓喜院へ。

聖天山 歓喜院高野山真言宗の施設。なので密教か。基本的には普通にお寺。歴史がある建物、かつ、過度にきらびやな装飾になっておらず、個人的には好みだった。自然が適度に残っていたり、公園があるのも良い。地元密着な感がある。ここから同じバスに乗り熊谷駅に移動…と思っていたが、調べたら籠原駅に行くバスがあることに気づいたのでそちらを利用。3時間に一本しか無いバスに乗れてらっきー。こちらもバスという名ではあったが実際は普通のワゴン車だった。このタイプ、あまり経験無かったのだが以外に普通なのか? 40分程揺られて籠原駅へ。

籠原駅。ここもはじめて。しかしまあわかってはいたが何も無い。しかし駅前に何もないだけで、17号沿いに出れば色々あるんだなあ。電車の本数が少ないのもあってそうそうに移動。

深谷駅。本日の終着点。関東の駅百選に選ばれている、駅舎を見に。東京駅で似ている、でおなじみの駅舎。実際はそこまで似せた、というより、どちらもレンガ造りだから似ている、という感じなのか。東京駅で使われているレンガの9割は深谷市産らしい。なるほどなあ。駅周辺はネギと渋沢栄一が全て、という印象だった。まあ使えるものは全て使わなあ。深谷駅、駅周辺に綺麗な神社があって。桜のシーズンはまた綺麗なんだろうなあ。

この日はこれでおしまい。バス移動が多くて疲れた。乗り換え上手く行って良かったなあ。