3/23(土)

土曜日。なのに雨の予報というわけで美術館巡り。朝は雨ではなかったので朝長めに散歩しよと思っていたら眼鏡を忘れて家に戻る。結果歩いたから良いのだが…。うーんやらかした。

再度電車に乗って新宿へ。新宿から六本木まで歩こうと思っていたが早々に雨。天気予報〜。折角だからと新宿の地下をふらふら。とはいえ流石に知らないエリアはないかなーと思っていたが、新宿サブナードの存在をはじめて知るなど。この辺り来たこと無かったか。朝なので当然殆どの店をやってなかったが、それはそれで面白い状況で良かった。しかし本当に何でこの辺り来る機会無かったんだろうなあ。まだこういうエリアありそう。何だかんだ1時間半位歩いて六本木へ。

国立新美術館。混んでいるマティス展を横目に「遠距離現在 Universal / Remote」。色々複雑な説明があるのだがとりあえず企画展。AIとかリモートをテーマにした展示とか色々あったが、徐冰氏の「とんぼの眼」が一番印象的だった。監視カメラの映像を切り貼りして一つの物語にするという作品。こんな作品が作れるくらい監視カメラが多い事、そしてそれがオンラインで自由に閲覧出来る、という状況なのが凄いよ中国。プライバシーはあまり気にしない方だと思っていたが、こういうのを見ると色々考えしまう。色々思いながら電車に乗り東京国立近代美術館へ移動。

東京国立近代美術館東京国立近代美術館、東京駅からほぼ地下で行けるから雨の日もありだな。まずは中平卓馬氏の「火―氾濫」。著名な写真家の方、らしいのだが全然知らなかった。ポスターから割と暗めのテーマの作品が多いのかなと思っていたが意外とそうでも無かった。うーん、やはり写真の展示はぴんとこないんだよなあ。まあもうちょっと色々見てみよう。続けて所属展。数が多くて見応えはあるのだが、流石に何度も来ているので所見は5割位か。春という事で桜をテーマにした特集があったのが良かった。とくに、児玉靖枝氏の「ambient light - sakura」が良かった。作品の展示位置を実際に桜を見る時を意識している、という話が興味深かった。当たり前だが展示の仕方も色々考えられてるんだなあ。あと印象的だったのはジェルメーヌ・リシエ氏の「蟻」。はんたーの女王アリを思い出した。こういう人と昆虫の融合って何が起源なんだろうねえ。

雨が弱まったので歩いて上野へ移動。スマホ買おうと思っていたが、まさか昨日新型が出ているとは…。ちょっと考えよう…。人が多いアメ横を横目に上野の森美術館へ。

上野の森美術館VOCA展。公募展。2回目か。もう何度か行ったことあった気がしたのだが。公募展なのでどうしても合う合わないがあって、今回は残念ながらあまり合わなかった。まあそういう時もあった。隣で過去のVOCA展の受賞者の小さな個展をやっていて、そちらは大変好みだった。小西真奈氏。違う場所で個展もやっているらしいので、機会があったら行ってみよう。この日はこれで終わり。雨であまり歩けないかなーと思っていたが、何だかんだ結構歩いていた。こういう天気の日は難しい。