6/3(土)

東京都現代美術館へ。「Tokyo Contemporary Art Award 2021-2023 受賞記念展」。なんでかよくわからないが無料。宮城のあれこれや過去使われた風船爆弾に関する展示? 宮城の方は正直よくわからなかった。基本的に映像系は難しい。同じ動画ではあったが、《三凾座の解体》は良かった。かつてあった劇場の解体映像を流す展示なのだが、そこにそれを見ている観客が合わさる、というインスタレーションだった。思っていたよりも綺麗に映像と観客が合わさっていてとても面白かった。これ本当に面白かったので他の映像系でも試して欲しい。後はMOTコレクションを眺めて終了。久し振りに名和晃平氏の作品を見れて満足。PixCell、じっくり見るとぞわっとして駄目なのだが俯瞰で見る分にはいいなあ。

特に用事も無かったのでふらふらと散歩。大横川を北へ進む。川沿い、歩くの楽しいのだが、大雨の後だった事もあって、水たまりが多くてちょっと歩くのに厳しいところがあった。それが無ければ最高だったのだが…。まあしょうがない。川が交差するところを見たりするのは楽しい。

途中から大横川親水公園に。長さ1.85km。割と長い公園。ただ自然が多いだけの公園かと思っていたのだが、複数エリアに分かれており、エリア毎に違う特徴があって面白かった。水辺を活かした遊び場があるのは予想していたが、まさか釣り堀までもあるとはなあ。鳥なども見れて良かった。途中、たばこと塩の博物館がある事に気付いて入館。入場料は100円。よく運営出来てるなあ。建物が綺麗だなーと思ってたのだが、2015年に移動してきたのねえ。日本たばこ産業が運営との事でたばこの展示がわるのはわかるのだが、何故塩…? 別に塩とたばこを絡めて展示しているわけでもないので、ちょっと謎だった。展示内容自体は面白かった。たばこ、元々宗教関連だったんだなあ。常設展示である塩とたばこ以外に企画展もあるらしいので、機会があったらまた来よう。しかし100円はやすいなあ…。

引き続き北へ。浅草を越えて三ノ輪橋まで歩く。そこから路面電車に乗り、王子。紫陽花を眺めて十条まで出て終了。紫陽花の咲く季節も早くなってきたなあ。あとそこかしろで祭りが行われており、日常戻ってるんだなあと思うなど。