帰省&観光。折角なので福島観光、という事で気になっていた諸橋近代美術館、通称ダリ美術館へ。郡山駅で乗り換えて猪苗代駅へ。そこからバス。猪苗代駅自体に行くのはじめてな気がする。昔行ったのは猪苗代湖畔駅で、別駅なんだよなあ。
諸橋近代美術館。サルバドール・ダリのコレクションで有名。企画展もやっているが当然ダリ関連。今回は「ダリとハルスマン」。ダリと色々協業して色々撮っていた写真家。通常写真展はあまりピンと来ない事が多いのだが、ダリがアイディア出しをしていた事もあってか大変ユニークな写真が多くて面白かった。30~40年前に作られたとは思えない位様々な加工がされており、テクニックが伺える。2020年代の技術があったならもっと色々な作品作れたんだろうなあ。いやしかし良く出来ていた。常設展示の作品も面白くて、特に彫刻が良かった。ダリ、絵画だと割とまっとうな絵なのに、彫刻だと大分とんだかんじなるなあ。メガテンの悪魔としてそのまま出れそうな感じだった。アクセスが悪いのが難点ではあるが、大変満足した。バスの時間までまだあったので、そのまま五色沼辺りをふらふらしたりしてた。意外とまだ桜が見れて良かった。裏磐梯、完全に観光地だと思っていたのだが、学校とか普通にあるんだなあ。
バスに乗り街の中心部へ。気になっていたもうひとつの美術館である、はじまりの美術館へ。酒蔵を改修作られた小さな美術館。運営母体は社会福祉法人。とはいえ特に変な色があるわけでもなく、普通に現代アートの展示をしていた。広くはないんだが、展示スペースは大分工夫されており中々に面白かった。料金もやすいし、近くにあるなら通いたいところだが、いかんせんアクセスがなあ。駅から歩いていけるだけましではあるが。後は駅前でをふらふら歩いておしまい。駅から連なる中央通りは閑散としていたが、交通量が多い県道には普通に店が多数あったので、やっぱり車社会なんだなあと改めて思うなど。本当は猪苗代湖に行きたかったが駅から遠かったので諦めておしまい。レンタサイクルを借りるくらいで丁度いい距離感なんだが、そうすると諸橋近代美術館が遠すぎるんだよなあ。難しい。