5/11(水)

お出かけ。まずはアーティゾン美術館へ。まずはジャム・セッション。写真と絵画、メインは写真。絵画にインスパイアされた写真、という感じか。写真の展示、まだ楽しみ方がわからなくて、うーんという感じだった。絵画のラインナップは良いのだが。まあ写真を楽しめるよになるのは今後期待という事で。

続いて「Transformation 越境から生まれるアート」。「越境」と「変化」を着眼点に、異なる作品との接触による影響みたいな話の展示。ピエール=オーギュスト・ルノワールはあまり合わないんのだが、始めましてのパウル・クレーとザオ・ウーキーがとても良かった。どっちもベースは象徴主義な印象なのだが、それぞれ独自の進化があって良かった。ザオ・ウーキーの作品は、中期のパウル・クレーから脱却した辺りの作品が特に好みだった。アーティゾン美術館、基本複数テーマでの展示だから、1つ合わなくても他のと合う可能性があるので良いねえ。

移動してトーハク。特別展「琉球」。展示内容は多岐に渡っていてよかったが、個人的にはもうちょっと歴史との兼ね合いの深堀をして欲しかった。沖縄、文化の交流点という意味は勿論あると思うのだが、そこに至る、そこから現代までに複雑な歴史があると思うので、その辺りの情報がもうちょっと欲しかった。以前、違う展示でも似たような事思ったので、そもそも展示コンセプトを勘違いしている感はあるのだが。うーん、何か別途本読むのが良いのかなあ。ちょっとモヤモヤ。あと寒かった。もう冷房が強い事を意識した装備を準備する季節か…。