11/3(日)

日曜。文化の日でおやすみ。天気も良いのでお出かけ。箱根へ。ポーラ美術館へ行くのに、小田原駅からバスが最短ルート、かつ、開館前につける唯一のルートだったので小田原駅からバス。箱根周辺のバス、大分混むのでどうかなーと思ったが、幸い10分程度遅延で済んだ。前日の天気等を鑑みると、大分まし、なんだろうなあ。小塚バス停から徒歩。歩いて25分程度なので距離自体は対した事なかったが、まあ坂。箱根だもんあ。130m程度高低差があったらしい。辛かった。筑波山行った時に以来のつらさ。幸い開館前につけてよかった。

ポーラ美術館、「フィリップ・パレーノ この場所、あの空」。ポーラ美術館は2回目。3連休の中日なのでまあまあ混んでた。とはいえ都心のそれに比べれば大分マシだが。で、展示。フィリップ・パレーノ氏の作品見るの自体多分はじめて。現代アーティストで、映像、音、彫刻、オブジェ、テキストに多岐に渡って活動されているとのこと。今回の展示では映像多めだった。映像、時間掛かるし結果どういう事…? となる事があるのであまり好きではないのだが、今回もやはりうーんだった。20分は個人的に長過ぎる…。映像以外のインスタレーションは面白いのが多く、イベントのビジュアルでも使われている「私の部屋は金魚鉢」や、絵画の展示は大変面白かった。金魚、ヘリウムで飛んでるだなあ。絵画の展示は展示の仕方自体に大変工夫があって面白かった。あとポーラ美術館は設備が揃っていて凄い。屋外の設備と連携出来るんだなあ。作品数は多くなかったが、色々手が凝っていて面白かった。フィリップス・パレーノ、「岡山芸術交流2025」にも絡んでいるので楽しみ。あとは所蔵展見たりしておしまい。ポーラ美術館は印象派が多くて大変良い。まさかまたモネの睡蓮を見るとはなあ。国内にある睡蓮は全てイベントに集めたのかと思ってた。

ポーラ美術館からは美術館運営の無料バスで強羅駅まで移動。この無料バス、以前来た時無かった気がするが、いつからやってるんだろう。駅からは歩いて彫刻の森美術館へ移動。

彫刻の森美術館。ここははじめて。野外美術館。国内の野外美術館らしい。名前の通り彫刻メイン。思っていたよりも遥かに広かった。美術館というより、森の中に美術品を展示している、という印象。天気が良い日で良かった。その森の中とは別に、幾つか展示の為の建物があり、それらをメインでふらふら。舟越桂展を見たり名作コレクションを見たりぴかそのコレクションを見たりしてた。舟越桂氏の作品はやはり癖が強い…。個人的にはコレクション展の方が楽しめたなあ。名和晃平氏の作品もあるとは。彫刻の森、本当に広くて良かった。時間多めにとっておいて良かった。しかし天気が良くて本当に良かった。雨だと大分つらそう。

美術館を出て少し歩いてセブンへ。この後行く施設のチケットを発券。箱根は流石観光地で、コンビニが多くて助かる。小涌谷駅まで移動しそこから電車で移動。今回2駅歩いたが、箱根登山電車の駅を全部歩くのも割と楽しそう。今度やってみよう。箱根湯本駅を出て駅周辺を散策。箱根湯本、大名行列をやっていたらしく大変混雑。いや常時こうなのかもだが。ちょっと散策したが、流石に人が多すぎて辛かったので早々に撤退。駅周辺に何があるか大体わかったのでまあいいか。小田原駅に戻り、東海道線に乗り換えて移動。根府川駅へ。

根府川駅。降りるのははじめて。駅前は本当に何も無い。小田原駅から2駅でこんな感じなんだなあ。駅前には何もなにのにわりと降りる人がいてなんだろう、と思っていたが、大きなホテルが近くにあり、そこに行く人達らしい。なるほど。ここからバスのり、目的地の江之浦測候所へ。バスの時刻より大分前にバスが出発していてびっくりした。混雑しているようだったので、臨時便だったのかなあ。のれてらっきー。

江之浦測候所。江之浦測候所はエリア全体の名前で、その中に美術品鑑賞の為のギャラリー棟、石舞台、光学硝子舞台、茶室、庭園、等々の建物が入っている。「測候所」という名の通り、太陽の動きや地軸の角度を考慮し設計がされており、夏至冬至の時の光の入り方等が考えられているらしい。建物も日本の色々な建築様式を考慮しているらしい。なので、アートを楽しむというよりも、自然とそれらの建築物との融合を楽しむとかそんな感じ。相模湾が綺麗に見えるのも良かった。ここも屋外メインなので、天気が良い日で良かった。雨だと無理そう。正直評価が難しい場所だったが、他には無いタイプの場所だったので、行けたのは良かった。根府川駅に無料バスで戻り、そのまま帰宅。面倒なので乗り換えせずそのまま東海道線で帰ったが、途中電車が止まったり冷房効きすぎてて風邪ひいたりでちょっと辛かった。小田原駅で人身事故の影響で止まったのだが、小田原駅を越えてからだったのが不幸中の幸いか。根府川駅で止まってたら本当に辛かった気がする。本当に何もないもんなあ、根府川駅