もう6月。もうすぐ今年も半分終わるのか…。はやい。それはそれとして町田へ。
町田駅。約2年振り。今回は大分時間があったので、駅周辺をぐるぐる。微妙に頭の中でつながってない部分があったのだが、大分クリアになった気がする。徘徊後、芹ヶ谷公園へ。芹ヶ谷公園、ちょとした滝や池、遊具などもあり、思っていたよりも大変広い公園だった。あと高低差が割とある。どういう地形なんだここ。謎のでかいシーソー(噴水?)があってなんだろうと思っていたのだが、町田市立国際版画美術館の展示品らしい。版画との関係性はあやしいところだが、展示品としては大変面白かった。謎の動きをするものは面白いなあ。その美術館へ。
町田市立国際版画美術館。名前の通り公立の版画に関する美術館。思っていたよりも古い建物な印象だった。リニューアル+美術館の新設の予定があるらしいのだが、どうやら大分難航しているらしい。業者が足りないんだねえ。それはそれとして。「幻想のフラヌール―版画家たちの夢・現・幻」。何でかわからないが無料だった。それもあってちょっと混んでた。しかし私の前にいた人達は展示とは違うスペースに行ったんだよなあ。何があるんだろう。で、展示。「本展では企画協力に美術評論家の相馬俊樹氏をむかえ、幻想の力によって〈アナムネシス(記憶回復)〉を喚起する作品を、当館収蔵品から紹介します。」との事だが、本当に幻想的? な作品だらけで凄かった。なんというか、ドグラマグラを絵にした作品を大量に見せられてるような。とりあえず凄かった。体調が悪いときに見る悪夢みたいな感じだった。個人的には池田俊彦氏の《嫗(老腐人-R)》が良かった。
公園を出て駅に戻りバスに乗る。Googleマップ、バスの時間はわかるがバスの乗り場がわからなくて難しい。ギリギリバスに間に合い移動。昔、これ美術館かなーと思った建物は町田市民ホール&町田市役所だった、という事を知る。前もバスでここ通ったんだが、あの時は何しに来たんだっけ…。まったく思い出せない。ううむ。30分程バスに乗り、下車&徒歩。
町田リス園。動物園、ではないんだなあ。リス園。障がい者自立支援法の就労継続支援B型施設。なるほど…。名前の通りリスがいる。放し飼い。後なぜかカメ。リスの餌やりがメインなんだろうけど、うさぎやモルモットもいて、小型動物見るには割と良かった。しかしまあ家族連れが殆どなので、ちょっといずらいよね。料金やすかったからまあいいのだが。出て歩いて5分程度で次の目的地へ。
薬師池公園。花しょうぶ、アジサイや蓮などがある公立公園。得意の古い建物も勿論ある。東京あるあるな気がする。しょうぶは割といい時期だったが、紫陽花はちょっと早かった。しかしまあ蓮も見れたしまあ満足。蓮撮影するきゃめらまんが割といて面白かった。意外と有名なエリアなのかなあ。また歩いて移動。
西山美術館。私立美術館。美術館、というが、ちょっと広い個人邸、という感じ。実際一部は普通に私邸のようだった。モーリス・ユトリロの作品が色々見れたのは良かったのだが、ぱわーすとーんやかいうんなどのアピールが強くてちょっとげんなり。普通に作品の展示だけをしてくれれば良いのに…。お客さんが全然おらず、作品をゆったり見れたのは良かった。
美術館を出て移動。ここまで来ると最寄り駅は鶴川駅なので、バスに乗って移動。町田ゼルビアのゲームがある&スタジアムが近くという事で、途中バスが大量に行き来して面白かった。おかねがうごく。サッカー、全然わからなくなっていたのだが、ゼルビア強いんだなあ。ああいうのを応援するのはそれはそれで楽しいんだろうなあ、と思いながら移動。鶴川駅をちょっと徘徊して終了。電車に乗ってぐるっと移動し、練馬区立美術館へ。
練馬区立美術館、「三島喜美代ー未来への記憶」。三島喜美代氏の作品、瀬戸内国際芸術祭以来か…? いやどっかで何度か見た気がするのだが。絵画の展示もあるのだが、やはりメインは。印刷物を陶に転写して焼成する立体作品。ぱっと見本物に見えるのだが、とても大きかったりよく見たら違ったりで大変面白い。触れるエリアがあったのも良かった。思っていたよりも大分固かった。社会問題との関係性は正直なんともいえないが、単純に見て楽しい作品は良いねえ。練馬美術館はちょいちょい攻めた展示をするので楽しい。次の展示も気になっているので行こうかなあ。
この日はこれで終了。ちょっと風邪っぽいのが続いてつらい。そしてもう暑い。うあー。