読書メモ。綾辻行人氏の「Another エピソードS」。Anotherの外伝。夏休みにあった別の事件、の話。本当にAnother本編とは全く関係が無かった。叙述トリック、というべきなのかなあ。ミスリードとはちょっと違うのだが、ちょっとしたトリックがあって、それがほぼ本編の全てという感じだった。面白く無い、という程ではなかったのだが、何ぜこれ出したんだろう…と思っていたのだが、続編のAnother2001と繋がる部分があるからっぽい。なるほどなあ。
もう一冊、同じく綾辻行人氏の緋色の囁き。デビューしてすぐの頃の殺人。囁きシリーズ、というシリーズらしい。内容自体は普通に学園ミステリーなのだが、ちょっと展開が強引かなあという印象。あと文体がちょっと癖が…。十角館の殺人もそうだったかなあ。とはいえつまらない、という訳ではなかったので、引き続き読んでいこう。
