7/2(日)

旅行の時に読んだ本のメモ。

小川 一水氏、「ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2」。1は勿論読んだのだが、内容はあまり覚えて無かったが。が、2巻は大変良かった。重厚なSF設定は勿論あるのだが、それはそれとしてエンタメ作品の色が強く、起承転結が良く出来ていた。新刊がもう出てるので、内容覚えているうちに読もうかなあ。しかし3で完結で無いようなので、完結まで待つか…。ちょっと悩ましい。

久住四季氏、「異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花」の1巻。完全にレクター博士。なんだが、書き方が上手くて普通に読めた。展開自体は大体予想通りだったのだが、まあそこはご愛嬌。こっちはもう完結済みらしいので、後でまとめて読もう。

恒川光太郎氏、「白昼夢の森の少女」。ちょっと不思議な短編集。ダークファンタジーの傑作短編集、らしいのだが…。うーん、あまりダークファンタジー感は無かったなあ。昔読んだ同作者の「夜市」は割と良かった気がするのだが…。まあそういう時もあるという事で。