気になっていたATAMI ART GRANT2022へ。熱海、大分久しぶり。積読合宿以来だから、10年位ぶりかなあ。混んでいる時間の電車を避けようと思うと早い時間、そして開場の時間などを考えて在来線で。2時間位。まあ近いよなあ。赤羽から一本で行けるのちょっと感覚がバグる。
メインとなる会場のHOTEL ACAOの開場が11:00からだった為、まずは近隣で行ける所から、という事で熱海駅から歩いて来宮神社へ。きのみやじんじゃ。社名は色々変性があったようだが、今は来宮神社。旧村社ではあるのだが、地区では中心的な神社として扱われている、との事。実際思っていたよりも大きい神社だった。展示内容はまあ、という感じだったが、神社自体がとても良かったので満足。ここから市街へ向かう。海が見下ろせる坂を下っていくの本当に楽しい。熱海の市街地ちゃんと歩くの初めてな気がするのだが、昔ながらの飲み屋街がちゃんと残っていた。後から行った熱海駅前も本当に人が多かったので、観光地としてまだまだ栄えているんだなあ、という印象。街歩きしながら作品が展示されているところを回る。辛うじてこれか…? というのがちょいちょいあって、うーん、やはりそこまで大きなイベントでは無いんだなあと思ったりしてた。途中、起雲閣で見た、古い方の東京オリンピック、観光客が予想より遙かに来なくて苦労した、みたいな話を見て、前も今回と同じような事起こってたんだなあと思うなど。人は同じことを繰り返す。
ぼちぼち良い時間になったので電車に乗ってHOTEL ACAO に移動。有料バス使うしか無いと思っていたんだが、どうやらホテルが提供している無料バス使っても良かった、っぽい。こういうの、公式サイトに何か情報出して欲しい…。で、HOTEL ACAO 。来年改装予定? の現在使われていない建物を使っての展示。この建物が、海の上に建っている、という大変変わったつくりで面白かった。その海も錦ヶ浦という綺麗な断崖接しており、そちらも大変綺麗だった。凄い所に建物造ったなあ。建物全部使っての展示、という訳では無かった、全部で七(だったか?)フロア位使っての広大な展示でこのホテルを見て回るだけでも大変満足だった。というかほぼこのホテルが全てだったのだが。地下の工事エリアのVR展示、"View Tracing #4"等が特に良かった。ホテル、という場所をちゃんと活かした展示もあって良かった。工事がはじまるらしく来年は使えない、と聞いていたので今年だけっぽいのだけが残念。まあしょうがない。
まだ時間があったので、ちょっと気になっていたMOA美術館へ。思っていたよりも宗教色が強い建物でうーーーーんとなってしまった。やっぱり色々考えちゃうよなあ。展示自体が好みでなかった、という事もあってさくっと帰ってしまった。高台にあるから町を見下ろせるのは良かった。もう行くことは無さそう。バスが混んでたので帰りは徒歩で。下りだからそんなに掛からないようだろうと思っていたが、思っていたよりも坂が急&徒歩でしか使えない小さな通路がいっぱいあって、10分も掛からず駅についてしまった。バスより早いよ。凄い楽しかったので、帰り道だけもう一回行きたい。天気良かったから良かったが、雨や雪の日はちょっと怖そうではあるが。まあ楽しかった。
これで終了。本当はもうちょっと回っても良かったのだが、駅周辺に本当に人が多くてげんなりして帰ってしまった。支援制度の影響もあるんだろうが、本当に人多かった。
