2025-01-06 1/5(日) 読書メモ。米澤穂信氏の『追想五断章』。米澤穂信氏得意のビターモノ。「渋い話を」という事で書かれたものらしいが、割と氏らしい青春モノ、という印象だった。このキャラ不要では…? という印象があるキャラがいたりしたが、全般的には氏らしい謎解きもので良かった。もう事が過ぎているので作中内で不幸になる人はいなかったので、他に比べると少し軽めな印象だったが、その分読みやすくて良かった。今は作風がちょっと変わった印象なのだが、この頃のテイストもやはり好きだなあ、と改めて思った。