1/3(水)

旅行中の読書メモ。歌野晶午氏の「葉桜の季節に君を想うということ」。長編推理恋愛小説。恋愛小説かは疑問があるが、推理小説かと言われるとまた難しいところ。ミステリーとしては納得。2003年出版だから、20年前かあ。携帯の出番が少なくてその辺りは時代を感じるか、それ以外はそんなに気にならなかった。そう考えると、20年でいうほど変化してないんだなあ。まあそうか。携帯自体は20年にもうあったしなあ。大分大きめのミスリードが仕込まれており、これは小説でしか出来ないやつでそれは良かった。Amazonの説明はミスリードというか嘘だったが。ちょっと年齢から考えるとアクティブすぎんか、等々の疑問はあるが、基本的には面白かった。賞そうなめだけど映像化出来ないのはしょうがないか。