2日目。高岡駅からスタート。万葉線に乗り移動。路面電車。始発6:15。本数少ないかなと思ったら15分毎にあって意外と便利。利用者が少なさそうだったが、採算とれてるのかなあ。市街地を眺めながら進む。こういうとこでも24時間営業のイオンとかあるんだなあ。市街地を外れると完全に工業地域。まあ海沿いだしねえ。45分程度乗り目的地の海王丸駅へ。
海王丸駅。海王丸が展示されている海王丸パークの最寄り駅なので海王丸駅。わかりやすい。というわけで海王丸パークへ。名前の通り海王丸がある。メインはそれなのだが、公園のエリアが意外と広くて良かった。フェスとかやるんだねえ。展望広場のオープンが遅くて入れなかったのが残念。意外と人が多かったので、割とメジャーな観光地なのかねえ。万葉集のほぼ終点辺りで、終点はそのまますぐ海。反対側の岸に行く為の橋があるのでそれを見に移動。15分程度歩いて移動。
新湊大橋。普通に川に掛っている橋をイメージしていたのだが、全然違った。全長600m、塔高127mある大型の橋だった。歩行者道は「あいの風プロムナード」と呼ばれている全天候型の歩道だった。ほげー。これは下を船が通れるようにする為、かつ、強風が吹いてもいいように、なのかなあ。いやしかにしても凄かった。開通2012年らしいので大分最近だなあ。しかしこういうとあれだが、そんなに需要あるのかこの辺りで。観光地としては成り立っている気がするが。橋の入り口にあるトイレの辺りにいた猫を眺めて移動。
越ノ潟駅。万葉集の終点。駅を出るとすぐ富山県営渡船 越ノ潟発着場。県営なんだなあ。なんと無料。凄いぞ県営。大橋が出来るまでは使われてたんだろうなあ。しかし今はもう不要感もあるがどうなんだろう。荷物運んだりするのに使うのかなあ。しかし対岸も別に陸の孤島という訳でも無さそうなのだが。一通り眺めた所で電車に乗って移動。行きの電車は新しくて快適だったが。今度は大分古めの車両。匂いがきつくて辛かった。あれは何の匂いんだったんだろうなあ…。中伏木駅で下車。
中伏木停留場。駅だと思っていたが停留場らしい。そして駅と停留場は明確に違いがあるらしい。知らなかった。当然何も無いのだが、ここから歩いて氷見線方面に移動。伏木万葉大橋を越えて伏木エリア。国宝勝興寺を遠目に眺めながら引き続き歩き、氣多神社。
氣多神社。約10年振り。相変わらず緑が多くて大変良い。コケの具合とかも良いのだが、これは意図的なのか放置した結果なのか。やっぱり神社は自然の中にあるのが良いねえ。前は夏で今度は春(気温的にはほぼ夏だが)だったので、次は冬か。雪積もってるときに行ってみたいが、上手い事調整出来るかなあ。神社から下りバスに乗り移動。雨晴海岸。
雨晴海岸。氣多神社と合わせて行った以来なので、ここも10年振り。相変わらず景色が素晴らしい。立山連峰が思っていたよりも綺麗に見れなかったのだけが残念。ここ、いつ来ると良いんだろうねえ。「道の駅 雨晴」なるものがあって覚えが無かったのだが、2018年開駅だった。なるほど前回は無かった。10年経つと意外と色々変わるもんだなあ。綺麗な海岸を散歩しながら移動。前回は自転車だったが、やっぱり歩きの方が景色がじっくり見れて良いねえ。雨晴駅から電車に乗り氷見駅へ。
氷見駅。ここははじめまして。氷見線の終着駅。終着駅に来るのが目的だったのだが、折角だから散歩。藤子不二雄(A)先生の故郷らしく、いたるところにマンガのキャラが。しかしあまり読んだこと無いのであまりわからないのであった。私の年代でもうギリギリな気がするのだが、もう20年とか経ったらどうなってしまうんだろうなあ、と思ったりした。キャラに依存するの、そういうリスクはあるよなあ。商店街は意外とまだ綺麗で、店もちょいちょいやっていて良かった。2階建てのショッピングセンターの2階ほぼ空なのを見てうっとはなったが。おきゃくさんの平均年齢も高そうだった。また海岸沿いを歩いたりして終了。雨晴海岸に比べると海が汚かったのは住民n数の違いなのかなあ。対して距離離れてないのにねえ。氷見線に乗って高岡駅に戻る。あいの風とやま鉄道線に乗り富山駅へ。ところでこの辺りの移動あいの風とやま鉄道線という第三セクターで、JRじゃなかったけ? と思ったら2015年に移管されていた。赤字路線だった為移管されたらしい。城端線・氷見線も移管の予定との事。うーん、厳しい。運営大変だと思うが頑張って欲しい。この氷見線とか無くなったら、雨晴海岸に行くの本当に難しくなってしまう。しかしこうして年々地方の観光地に行くの難しくなっていくんだなあ。そんなこんなで富山駅。
富山駅。前来た時は色々工事がしてた気がするが流石に終わってた。その後も何度か工事があったらしく、飲食店等も増えていた。路面電車が南北接続するようになっていて駅からの景観が大変良かった。どれ乗ればいいかは大分迷ったが。路面電車に乗って移動し富山市ガラス美術館へ。
富山市ガラス美術館。ここもはじめまして。2015年開業との事。無かったね。隈研吾氏設計との事で、中は勿論面白い作りなのだが、外観も大変特徴的だった。単純に美術館なのかと思っていたが、図書館併設で、各階毎に図書館と美術館のスペースがある変わった作りだった。フロア毎に違うのは見かけるが、混ざってるのは珍しいねえ。最上階である6Fはデイル・チフーリ氏がこの美術館の為に作ったインスタレーションの展示。ここでしか見られない作品あるのは大変良いねえ。展示内容はユニークで良かった。空間を考慮しての展示はやっぱり良いなあ。5Fはギャラリー。ここは美術館に関係無い展示。4Fが常設展示。ここの展示が本当に良かった。現代アートとしてのガラス作品は本当に良い。ちょっとでも触れたら壊してしまいそうで怖かった。撮影禁止なのが残念。これ、もしかして事故防止なのかなあ。常設展なので、また来た時に楽しもう。3F、2Fは企画展。これはちょっと好みじゃなかったので割愛。最新の作品は良かったのだが、うーん。また路面電車に乗って移動。薬局に寄りたくてGoogleマップ見たら駅からちょっと離れた場所に薬局あるようなので寄ってみたらなし。よくよく調べたら普通に駅中だった。Google〜。ミスがあるのはしょうがないのだが、修正提案しても直らない事が多くてつらい。富山駅北口からバスに乗り富山県美術館へ。
富山県美術館。ここも知らないなあと思っていたら2017年開館だった。そんなんばっかだなあ。企画展はエッシャー(マウリッツ・コルネリス・エッシャー)。エッシャー、昔上野でも見た気がする。展示は面白い、とは思うのだが、感動する類ではない、かつ、メジャーな作品は知っているのもあってまあ、という感じ。一部の作品をアニメーションで表示していたのは良かった。あれ、画の面白さを伝える意味でも良いなあと思ったのだが、オンライン上で見れないのかなあ。だとしたらちょっと勿体無い。続いてコレクション展。普通のコレクション展が2つあって、それとは別に瀧口修造コレクションやシモン・ゴールドベルク&山根美代子コレクションなどの展示がある。展示ルームも大分凝った作りになって凄かった。3D展示や図書室? などもあり、大変充実している。更に屋上には子供が遊べる遊具的なのもあっていたれりつくせり。家族で来れるようにする為なんだろうけど、色々考えられてるなあ。
富山県美術館を出て、富岩運河環水公園を抜けて富山駅へ。相変わらずこの公園は綺麗だなあ。駅から歩いて10分で来れるのは大変良い。公営の体育館の前にGold Gymがあるのはちょっと笑っちゃったが。富山駅でご飯を食べて終了。北陸新幹線がトラブっていたが、夕方にはほぼほぼ解消していたようで良かった。ちょっとの遅延で済んだ。しかし10年経つと色々変わってて面白いなあ。次の10年後にはどうなっているか。