11/17(土)

旅行中に読んだ本の感想。

白と黒のとびら: 読んだつもりですっかり忘れていた。オートマトン形式言語についての入門書としては最高なんかじゃないかと思う。というか、普通に小説として面白かった。学問とファンタジー小説を綺麗に融合させるの、本当に凄いなあ。

きみといたい、朽ち果てるまで: うーむ、という感じ。これラブストーリーなのか。ホラー小説としても恋愛物としても中途半端な印象。いや単に合わなかっただけな気もするが。

彼女のL: 予想に反して大変良かった。「嘘がわかる特異体質」が道具としてうまく機能しているなあ、という印象。煽りだけみると恋愛物な印象があったが、恋愛要素は少なめ。というか殆ど無かったような。最後が綺麗にまとまったのが本当に良かった。この作者の他の作品も見てみよう。